サラリーマンのマナー 開店祝は胡蝶蘭を送ろう

2023年6月23日

サラリーマンをやっていれば営業職でなくても、開店祝いを取引先に贈る機会に出会うだろう。お祝い選びは慣れていると簡単だが、そうでなければ何を贈るか悩んでしまう。お祝いを上手くできるかどうかは、人事評価つながるので要注意である。お客が上司や社長に直接お礼をいうことがあるからだ。

お客の開店祝い、どう選ぶ

得意先のオーナーや幹部から「この度の開店では丁寧なお祝いを頂きまして、ありがとうございました」のお礼が上司にはいると「あいつ、けっこう気がつくな」となる。それは評価アップにつながる。開店はめでたいことなので、気の利いたお祝いをくれた会社は印象に残る。良い印象を与えた営業マンは上司に好印象を与える。サラリーマンが贈る開店祝いは、個人の祝いとは違った考え方が必要なのだ。

欲しいものをお客に聞くことができる人間関係

営業をやっていて、取引先との関係が良好ならば当たりのように何でも聞ける。そのような関係なら「開店のお祝いに欲しい物ありますか」と素直に聞ける。そのときは希望の品を贈れば良い。ただ良好な関係でもないのに、馴れ馴れしく聞くと「いらないよ」と不快にさせる。営業マンにとって人間関係は基本中の基本である。

ただ親しくなっても「気を使わなくても・・・」と遠慮するお客もいる。そのときは自分で決めなくてはいけない。

お祝いの品には上司の目も光っている

会社はいろいろなタイプの上司がいる。何でも自分で決めないと気がすまないタイプ、部下に提案を求めるが最後は自分で決めるタイプ、自分で決められない(知識がない)が批判はするタイプである。自分で決める上司は開店祝いも自分で決めるので簡単だ。

提案を求めるタイプとお任せタイプの場合は自分で決める必要がある。提案を求める上司は提案するだけで良いのでこれも簡単だ。注意しないといけないのは任せるよのタイプだ。自分で決めないくせに文句はつける。これは要注意だ。得意先の希望の品にするにしても必ず上司に報告しておかないといけない。

お客の開店日は上司とお祝いに行く。店や事務所に胡蝶蘭やお酒などのお祝い品がずらっと並んでいる。上司は、最初にお祝いの品を見て自社の名札を探す。そのあと競合会社の名札を確認していく。自社の名札が見当たらないと冷や汗をかくことになる。

お客の希望の品物を贈っていて名札が見当たらないときは、希望を聞ける関係の良さを強調しながら説明をする。ただお祝いの中に自社の名前が無いのは寂しいので花やお酒も合わせて贈るのが良い。「忘れていた」は論外である。開店祝いはお客を満足させるだけでなく、上司も満足させないといけない。どちらが大切かと言うと上司の満足が重要になるから難しい。

お客と会社距離感が大切

お客との関係は良好で売上も多い、そんなときお祝いの品を豪華にしたいと思いがちだ。しかし豪華過ぎるのは考えものだ。豪華なお祝い品は、ライバル会社に儲けていると思わせ重要ターゲットにされたり、なにか癒着があると勘ぐられたり良いことはない。お客の中にも一社だけが目立つのは好まない人がいる。

わざわざ目立っても良いことは何も無いである。お客との適切な取引関係を感じさせる程度が良いのだ。得意先は、余程しょぼい品か相応しくない物で無ければ不快感は持たない。

胡蝶蘭は各社横並びになるのが素晴らしい

そこで胡蝶蘭の出番である。胡蝶蘭は、花言葉が「幸福を運ぶ」で縁起が良く、匂いが強くないので飲食店にも置きやすい。花が1ヶ月~3ヶ月と長持ちするのも良い。日本社会で開店祝いの花として一般化しているのも重要だ。赤信号みんなで渡れば怖くない、何処へ送っても無難なのだ。

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胡蝶蘭は、祝い事の花として一般化したことで供給元(農園や園芸店)が増えた。宅配便によって産地直送もできる。花の種類が増え3本立てや5本立ての茎数や花びらの数が選べる。価格も平均化され、30,000~50,000円をだせば、たいていの園芸店は同じクラスになる。

送る側の会社の予算もおなじくらいだから(30,000円くらい)胡蝶蘭を贈っておけば他社の花と遜色が無い。勝ることは無いが負けることもない。客先に同じ胡蝶蘭が並ぶことになるがAKB48のようで華やかである。受け取る側も奇抜な物を貰うより良い。胡蝶蘭は横並びで安心できる花なのだ。

他社と横並びは嫌だ、差をつけたいと思うかもしれないが、企業が競争するのはそんなところでない。何を贈ろうかと悩むより胡蝶蘭と決めるのが効率的だ。下手な考え休むに似たりである。

友引は良い日?

胡蝶蘭は、宅配便で直送するのも可能だがやはりお祝いなので持参したい。開店準備で忙しいお客の都合を考えると、開店日の前々日までには持っていくべきだろう。日は大安が良いが予定が立たないこともある。そんなときは友引の日にしよう。友引は大安の次に良い日だ。友引は「何をしても勝負がつかないとする日、朝晩は吉、昼は凶」なので午前中が良い。

何を贈る使してもても得意先の開店を心から喜ぶ気持ちが大切である。みんなと同じ胡蝶蘭でも、心をこめて贈れば気持ちは取引先に届く。至誠天に通ずである。

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